【個展】レコードから生まれる音のかたち
先週の土曜、9/28に『有山達也展 音のかたち』に行ってきました。
有山達也さんは東京藝術大学を卒業後、自身のデザインストアを設立し、そして文芸、料理、写真、漫画と数々のジャンルのエディタルデザインでキャリアを重ねてきた方です。
この展覧会は、有山さんがデザインの仕事の傍ら集められたレコードコレクション、ヴィンテージオーディオから生まれる「音」をテーマにしています。
会場には様々な写真が飾られていました。
なかでも、溝のような線が並んだ写真が際立っていました。
実はその写真はレコード盤の溝をズームしたもので、この溝から音が生まれるのかと思うと、すごく繊細なものに感じました。
会場の片隅にはレコード盤が周り、スピーカーから心地よい音が流れていました。
改めて考えてみると、今までに、レコードが回っているのを実際に見たことがなかったように思います。
私たち若者からすると古いものが、ある意味新しいものだと感じることがあるなと思います。
その良い例がこのレコードであり、新鮮に感じました。
今回、レコードという音の源に注目する事で、この展覧会のテーマである「音の可視化」に触れることができたと思います。
まわりにありすぎて一見あまりよく考えない音について考える機会をもらえた気がします。
是非一度訪れてみてください。
10/5までです。
11:00〜19:00
日曜祝日休館
入場無料